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「専門商社の営業職」って、売るだけじゃない。──“暮らし”に寄り添う提案とは?

2025.10.17
「専門商社の営業職」って、売るだけじゃない。──“暮らし”に寄り添う提案とは?

「水産専門卸の営業職」と聞くと、「魚の知識が求められそう」「とにかく売上を追う仕事?」という印象を持つ方もいるかもしれません。でも、実際には“人と向き合う”ことを大切にしています。“どんな人が暮らしの中でどう使うのか?”を考えて提案する──それがニシショウ産業の営業スタイルです。

必要なのは、魚の知識や営業のテクニックだけではありません。消費者の暮らしに目を向け、どのような提案が本当に役に立つのかを一緒に考える姿勢。それが、仕事の価値を高めるのです。

この“相手を深く理解しようとする力”は、社内文化にも根づいています。たとえば、少し元気がない社員がいれば、他の社員が「最近どう?」と自然に声をかける。数字を追う前に“人を大切にする”という風土が、働く人たちの支えになっています。

人と向き合うことから、すべてが始まる。
商品をつくるのも、届けるのも、提案するのも——結局は“人”の力。
その当たり前をきちんと理解し、丁寧に実践できることこそが、ニシショウ産業の強さです。

1.売場の先に、“暮らし”を描く―営業の提案と売り場設計

売場で人気だった商品が、別の店舗ではまったく手に取られない――営業ではよく耳にする話です。

そのとき大切なのは、データや理屈だけで考えるのではなく、“どんな人が、どんな場面で買っているのか”をリアルに想像すること。

“商品を見る前に人を見る”という視点こそが、消費者の暮らしに本当に役立つ商品提案につながり、仕入れを担うバイヤーからの信頼を得ることにも直結しています。

営業の役割は、商品選びにとどまりません。売り場そのものの組み立ても担っています。

たとえば「棚の上段には高価格帯を」「この時期は季節限定パッケージを」など、バイヤーと一緒に現場を組み立てていく感覚です。

ニシショウ産業の営業は、商品を“売る”ことにとどまらず、暮らしへ“届ける”形を考える仕事です。

2.はじまりは「雑談」―提案のヒントは、会話の中にある

「今日は商品の売れ行き、どうですか?」
鮮魚コーナーで売場担当と交わす、何気ない会話の中で

営業は、提案のヒントを見つけています。

たとえば、店長がふと「最近、焼き魚がよく売れるんだよね」とこぼしたとします。

その何気ない一言の裏側には、いくつものヒントが隠れています。

「健康志向が高い?」
「和食を好む高齢層の来店が多いのかも」

など、売れ筋の変化から、ニーズを見極める。
その視点こそが、新たな提案の第一歩になる。

大切なのは、数字を追いかける前に、まず会話を大事にすること。売上は、その信頼関係のあとについてきます。

担当の方に「この人、いつもちゃんと話を聞いてくれる」と感じてもらえたとき、ようやく「じゃあ次も頼むね」と言ってもらえるようになる。だからこそ、営業の仕事は“話す”よりも“聞く”がカギになるのです。

営業=押し売り、というイメージがあるかもしれません。
しかし、ニシショウ産業の営業はそれとはまったく異なり、人と向き合うことから始まります。

 3.一人でできる仕事じゃない―連携して“想い”を届ける

商品を消費者に届けるまでには、チームでの連携が欠かせません。
まず、営業が仕入先や売場の声をキャッチし、それを社内に共有します。
たとえば「小分けパックが人気」といった声があれば、
仕入部門が在庫状況を確認し、物流委託先担当が配送計画を調整
営業事務も、受発注がスムーズに進むよう手配を行います。
商品そのものを変えるのではなく、“どう届けるか”をチームで工夫する――それが、ニシショウのやり方です。

季節や売れ筋に応じた対応がスムーズにできるのは、
日頃から関連部署、協力会社との信頼関係を築いているからこそ。
その連携の強さが、ニシショウ産業の仕事をしっかりと支えています。

4.「ちゃんと見てくれている」が、働く安心になる

ニシショウ産業には、“人をよく見ること”が社内文化としても息づいています。それは、ただ管理されるという意味ではなく、“気にかけてもらえている”という感覚が根づいているということ。

たとえば、配属直後に緊張している新人がいたら、上司が「最近どう?ちょっと慣れてきた?」と自然に声をかける。調子が悪そうなときには、「何かあった?」とさりげなく話しかける。

こうした関わりはマニュアルに書かれているわけではありません。でも、それが社内で当たり前に行われている。気づいた人が、きちんと行動に移す――そんな文化が、職場の安心感につながっています。

「わからないことを聞いていいのかな…」「失敗したらどうしよう…」そんな不安を抱えた新人にとっても、ニシショウ産業は挑戦しやすい環境です。すぐに答えが出せなくても、「一緒に考えよう」と寄り添ってくれる人がいる。だから、焦らなくていい。自分のペースで、少しずつ成長していける場所です。

5. まとめ

どんなに良い商品も、それを届けるのは“人”。
ニシショウ産業では、ただモノを扱うのではなく、
相手とどう向き合うかを重んじる文化が、組織全体に根づいています。

ニシショウ産業の営業は、“数字”より“信頼”を大切にする仕事です。


「人との関係を大切にしたい」
「チームで動く仕事が好き」
「誰かの役に立つことにやりがいを感じる」
──そんな想いがあるなら、きっとここで活かせます。

特別なスキルがなくても構いません。必要なのは、“人と向き合う姿勢”だけです。

仲間とともに挑戦し、支え合いながら歩める場所がここにあります。あなたの想いをぜひ、ここで活かしてください。